国民の健康を支えているカルビー
今回紹介するのは、スナック・シリアル国内シェアNo.1企業「カルビー」です!
カルシウムの“カル”とビタミンB1の“ビー”を合わせて出来た社名が「カルビー」。国民の健康を支える商品作りをするという意味が込められているそうです。
みんな知ってるカルビーの商品
カルビーといえば、真っ先に思い浮かぶのは「ポテチ」ですよね。かっぱえびせんやじゃがりこ、フルグラなど、カルビーには市場を圧倒している様々な製品がありますが、その中でもダントツで人気なのがポテトチップスです。
絶妙な塩加減のうすしおや、子供に人気のコンソメパンチ、地域ならではのご当地限定の味など、バラエティ豊かな品揃えで老若男女を問わずみんなに愛され続けています。
では、実際にポテチがどれくらい売れているかご存じでしょうか。
ポテチの売り上げ〇〇億円⁉
昨年度のポテチの売上は国内だけで、なんと約900億円も売れています。ポテチひとつだけで十分すぎるくらい稼いでいますね。(笑)
昨年度のカルビー全体の売上高が約2800億円だったので、会社全体の売上のうち約30%をポテチだけで売り上げています。
ちなみに、昨年度のじゃがりこの国内での売上が約400億円だったので、この2つの商品だけで全体の50%近い売上を作っています。
カルビーの商品に欠かせない〇〇
大人気商品を売り続けるために、カルビーには欠かせない存在があります。それは“じゃがいも”です。カルビーの商品を支えている大切な資源です。
ポテトチップス発売をきっかけに1975年から契約農家さんと共にじゃがいも栽培に取り組んでおり、なんと使用量は国産じゃがいもの約6分の1にもなるそうです。
じゃがいもの品種開発も手がけており、現在では18種のじゃがいもを取り扱っていて、各商品によって適したじゃがいもの品種を使用しています。
契約している生産者の方は北海道を中心に南は鹿児島まで、国内だけでなくアメリカにも広がっており、総勢496名の農家さんに協力してもらいながら商品を世の中に出し続けています。
商品が売れることで農家さんにも儲けてもらえることができ、じゃがいも業界を牽引している企業と言えるのではないでしょうか。
じゃがいも以外の領域
これからは、じゃがいも以外の新たな食領域を成長の軸として掲げています。
自然素材を活かした事業の拡大として、さつまいもを専業とする食品会社の買収や、フルグラを通じて培ったオーツ麦・オートミール事業、タンパク質豊富な豆をおいしく摂取できる豆事業など、健康的な素材を活かす事業にも注力しています。
カルビーの成長と発展
みんなが大好きなお菓子を作ってくれているカルビーは、新たな素材への挑戦や海外でのシェア拡大に向け成長を続けています。以前から、生産者との持続可能な協業を行っているカルビーなら、より良い商品を生み出し続けるのではないでしょうか。
みんなで美味しいスナックを食べて、応援しましょう!