冬の果物と言えば「みかん」。手が黄色くなっても大好き。
よくもまあ、毎日、いろいろな手口が繰り出されるものだ。
電話を使った、主に高齢者を狙う詐欺の手口の話。
単純に、子供や孫を装ってお金を振り込ませようとする手口は通用しにくくなった代わりに、最近聞いたのは、
「みかん送った」詐欺。
最初にまずは、
「おばあちゃん、みかんを送っておいたよ」
と嬉しい電話をかけて、普通に世間話をしておく。
これで相手を安心させておいた上で、再度もう一度電話をかけてきて、
「実はお金が足りなくて・・」
と切り出して、お金を振り込ませるらしい。
年寄りをみかんで喜ばしておいて(もちろん、みかんなんか全然送っていない、全部ウソ)、それで信用させておいて詐欺の電話をかけて来るなど、なんと卑怯な手口なんだろう。
さらに直近では、この「みかん送った詐欺」が、
「おばあちゃん、みかん送ったんだけど、その箱の中に間違えて重要書類を入れてしまって、今とっても困っていて・・」
と切り出すパターンだそうだ。
これだと、2回目の電話をかけなくても良いので効率(?)が上がる。
そもそも、みかんの箱になんで間違えて重要書類を入れて送るのか、というのが冷静に考えればおかしいのだが、大切な子供や孫が困っている!と騙されてしまうお年寄りも居る。
この詐欺は、お年寄り=「みかんが好き」というのが肝。
人は誰しも、なにかモノを貰えると、それはそれでとてもうれしいもの。
STOCKPOINTでも優待品のプレゼント企画には多くの皆さんにご応募いただき、感謝です。当社からのささやかなご愛顧の御礼として当選された方は楽しみにお待ちくださいね。
子供の頃は、クリスマスプレゼントのモノよりも、お正月のお年玉でいくら貰えるかが重要事項だったりしたけれども、
大人になってみると、モノのプレゼントはとてもうれしい。
年を取ってきたからなのか、お金に執着しなくなったのか、その理由は分からないけれども。
誰か、「みかん」送ってきてくれるとうれしいなあ・・・