残念なニュースが報道されるが、特に最近残念だと思ったニュース。
「下請け業者に対して、発注先が支払いを不当に減額していた」
日産自動車が下請け業者への支払いを一方的に減額していたとか、直近では、会員制で大量購入お得!なコストコも、公正取引委員会から勧告を受けた。
消費者の立場では、もちろん、モノの値段は低い方が良い。
今までの私たちは物価の低位安定に慣れきってしまっていて、少しでも値段が上がると消費者もすぐ買い控えに走る。そして、企業もそれが怖いので値上げができない、というジレンマ。
今ここで、消費者である私たちも、値段だけに飛びつくのではない姿勢が求められているのではないか。
そうは言っても、企業の中で実際何が行われているのかを、外側に居る私たちが容易に知りえるものではない。でも、その企業がどんな理念で、コア事業以外のところでどんな社会貢献をしているか、などを知ることで、少しはその企業の大切にしている「魂」が見えるように思う。そのような「賢い消費者の厳しい目」こそが、企業にとっても一番怖い存在になる。私たちも、一つ一つの消費行動に対して、責任ある選択が求められる。
STOCKPOINTのサービスの「愛され企業さーち」の中で、各企業の銘柄ページ内にその企業が取組む「SDGs」をピックアップしています。ぜひこちらも参考にしていただけるとうれしいです!
とは言え、原料高、円安でモノの値段は上がることが避けれない状況下。私たち消費者も、安いものを探すと同時に、
「買ったものを無駄なく利用する」
ことが大切。
以前料理番組の中で、平野レミさんが、ゴーヤを余す事なく使ってお料理する、というのをやっていた。
ゴーヤの外側ももちろん、ゴーヤチャンプル。そして中の種のところにあるモヤモヤはそのままカラッと天ぷらにすると美味。で、最後に残ったゴーヤの種。実はゴーヤの苦みはこの種が最高に苦いことから来ているそうなのだが。
ゴーヤの種は、数日日なたで乾燥させた後で、ペットボトルに入れて、手作りマラカス!イエイ!家族みんなで楽しく踊りましょう!!
平野レミさんの凄さを、この時あらためて感じました。 皆さんも食材は余す事なく使い切りましょう!