2023年度決算は、売上・利益ともにほぼ会社予想通り。
期初に期待されていた、「ゲーム」と「スマホ向けイメージセンサー」が苦戦しました。
それでも、最終決算数字が当初の予想数字で着地したのは良かったと思います。
合わせて、株式分割と、自社株買いを発表。
業績がもう一歩だったので、
1株→5株 の分割
最大2,500億円 の自社株買いを行う計画発表
がありました。 これはポジティブ。
ビッグニュースと株価下落の理由
実は、ソニーの株価には、決算発表よりも大きなインパクトのニュースがありました。
それが5/3に発表された
「ソニーが約4兆円で、パラマウントを買収するかも」というニュース。
パラマウントと言えば、映画やケーブルTV、CBSニュースなどを持つ大手マスメディア。
この発表を受けて、ソニーの株価は急激に下落。
それはなぜかというと・・・
→「そんな買収して本当に経営できるの？」「ちゃんと利益が出るの？」という不安から。
その後の決算発表はまあまあだったこと、
そして5/15には 「ソニーが、パラマウントの買収を再考している（つまり、買収しないかも）」
というニュースが出て、株価はまた4月の水準まで戻ってきています。
今後のソニーに注目
ソニーという会社は、既に
「ハード製品を作る会社」から「ソフトコンテンツの会社」
に変わってきています。企業としての性質を大きく変え、どのように利益を出して行くのか。
そんな今後のソニーと言う会社、もう少し様子を見て行く必要がありそうです。
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