6月14日に行われた日銀の金融政策決定会合で、事前に予想されていた
日銀による毎月の国債買入減額
の発表がありませんでした。
この日銀の発表により、当面は
① 低金利の維持
② 円安傾向
③ 株高
が続きそうな見込みです。
日銀の国債買入と、経済環境とどのような関係があるのでしょうか。
まず、今まで日銀は、「金融緩和策」として、毎月約6兆円の国債買入を行ってきました。
日銀が大量の国債購入
↓
国債の価格が値下がりしない。国債の価格維持。
↓
金利が上がらない。
↓
円安 & 株高。
ところが、さすがに日本もそろそろ、マイナス金利(金融緩和)から金利のある世界に舵取りしようとしているわけですが、今回の件で、日銀はまだ、
気を抜くとデフレに逆戻りするのではないか…
と心配しているように見えます。
つまり、日本の金融緩和終了=金利のある世界へ、は、日本の場合はまだ相当ゆっくりとした速度で進むのではないかと思います。
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