「造船」銘柄が、HOT!です。
「造船」銘柄とは、船を作っている造船はもちろん、船向けのエンジンを作っている会社です。
この造船業界が活況な理由は大きく2点。
① 新規の建造が活況
過去では2000年頃が造船ブームでした。そして、船の耐用年数は20~25年程度。
今まさに船のリプレースメント需要が来ています。
② 円安でものすごく好採算になっている
円安がすごい追い風になっています。
というわけで、円安基調がまだまだ続くとするならば、造船銘柄の株価もまだ上を狙える可能性はありすです。
一方で、リスクは「円高」です。
ここだけは要注意! 円高で、一番最初に業績が悪くなるリスクがあります。
ちなみに、日本の造船は世界的にどのような位置付けにあるのか、ですが。
日本は造船業において、世界第3位。
第一位 中国(シェア 約50%)
第二位 韓国 (シェア 約30%)
第三位 日本 (シェア 17%)
日本も、1990年頃までは世界第一位だったのですが、その後、韓国、中国に抜かれてしまいました。
しかも、現在のところ、液化天然ガスを運ぶような大型船の建造においては、中国と韓国がほぼ独占していて、日本は太刀打ちできない状況。そういうわけで、造船業自体が日本においては「骨太」の業界、とは言いにくいので、そこも理解した上で、投資もこれからはややトレンドフォロワー的なトレードだ、と意識して検討してみてはいかがでしょうか。
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1件のフィードバック
造船は一般には馴染みはないけど、国の根幹に関わる産業です。これ、深堀りすると楽しいですよ。特に造船会社はオーナー企業が多く、個性的なので何かと面白いです。ホームページもね。