空前の円安。今回は3回シリーズで、円安前提で押さえておくべきことを取り上げてみたいと思います。
<その①> 円安はどこまで行く? なぜ円安?の理由を再確認
<その②> 円安が進むと、日本経済はどうなるの? アルゼンチンの例を参考に
<その③> 円安の時に選択したい投資戦略。 狙い目は・・・
今回は<その②>です。
インフレが進み、同時に通貨安が進むとどうなるか?
例として、アルゼンチンの場合どうだったかを見てみることにしましょう。
まず、アルゼンチンのインフレ。グラフは対前年のインフレ率推移ですが、直近2年で
200%越えの超インフレ
になっています。
もともと、アルゼンチンは恒常的に「高インフレの国」なのですが、22年の中頃からインフレ率が急激に高くなっています。
そして、インフレの影響もあり、アルゼンチン・ペソが急落。
制御不能のインフレになると、通貨は間違いなく暴落します。
その結果、どうなったか。
株価が大幅に上昇。
インフレは名目の売上や利益を大きくします。
この株価高騰が、健全なのか…という点はありますが、結果として株価は上がる、ということになります。
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