当期利益は前年同期比で大きく伸びていて、とても良い決算。
好決算の要因は
①オーストラリアの原料炭事業のうち、2つの炭鉱を売却した利益(969億円)を計上
②円安の効果
でした。
①は一過性のものですし、②も継続性がある要因ではないので、どちらも今後にちょっと不安を残す感じです。
三菱商事って今、なにで稼いでいるのか?
三菱商事って今、なにで稼いでいるのか?がここで示したチャートです。
稼ぎ頭は「金属資源」事業。上記の①もこれです。
そして、S.L.C(Smart-life Group,BtoC)事業は消費者との接点があるビジネスで、ローソンもここに含まれています。
商社は、投下している資産からどれだけ高い収益を生み出すかが重要。そういう観点では、まだまだもっと高いリターンを目指してほしいところです。
今後は世界的にも、商品市況が不確実になり、すべてのビジネスにおいて事業環境が不透明になっていく中、そのリスク要因をどう克服していけるのか。 難しいかじ取りになると思います。
本投稿記事に掲載されている内容は、STOCK POINT株式会社のサービスについてのご案内等のほか、投資一般に関する情報の提供を目的として当社が作成したものです。
個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を推奨するものではありません。
1件のフィードバック
頑張った下さい