地球環境と人々の健康を守る
今回は、人と地球を健康にする会社「ユーグレナ」について紹介します。
「 SustainabilityFirst」を企業理念として掲げている株式会社ユーグレナ。これには、持続可能性を最優先に考え、地球環境と人々の健康を守ることを目指すという強い意志が表れています。成長すればするほど、社会が良くなる事業をつくるというユーグレナ社に迫りたいと思います。
世界初!ミドリムシの力で健康に
ユーグレナ社は、主にユーグレナと呼ばれる一種の藻類を使用した食品や化粧品を販売するバイオテクノロジー企業。
ユーグレナは、植物と動物の両方の特性を持つ一種の藻類で、59種類もの栄養素を含んでいる珍しい自然素材です。和名では「ミドリムシ」と呼ばれますが、ワカメやコンブと同じ藻の仲間として分類されており、魚に含まれるDHAやEPAのような栄養素、野菜に含まれるビタミンやミネラルが含まれています。
世界で初めてユーグレナの大量培養に成功して以来、その生産技術を活用して、誰もが健康に生活できる世界を創り出すことを目指しています。
未来を守る2大事業
これらの研究を進めているユーグレナ社はどのような事業を展開しているのでしょうか。
ヘルスケア事業では、ユーグレナを主成分とした「からだにユーグレナ」などの食品製品を提供しています。これらの製品は、バランスの良い栄養摂取をサポートし、健康的な生活を促進します。また、機能性素材を主成分とするサプリメントや、複数のスキンケアブランドも展開しています。
ほかにも、最新のバイオテクノロジーを活用して、個々の生活習慣から、身体の状態や未来の健康リスクを可視化するサービスも提供しています。
エネルギー・環境事業では、地球温暖化の問題に取り組むため、バイオ燃料の研究と開発に力を入れています。その中心となるのが、化石燃料の代替となる燃料“サステオ”です。
次世代バイオディーゼル燃料やバイオジェット燃料の供給を開始し、これらの燃料は、自動車、船舶、航空機などで使用され利用範囲は拡大しています。
バイオ燃料の日本全体での普及に取り組むことにより、 “子供たちの未来を守るエネルギー” の提供を目指しているのです。
ユーグレナで子供たちを救う
また、事業を通したサステナビリティを行うことで、地球環境の保護と人々の健康の向上に貢献しています。
「ユーグレナGENKIプログラム」では、バングラデシュの子供たちの栄養問題を解決するための社会貢献活動を行っています。
ユーグレナを含む栄養豊富なクッキーを子供たちに無料で提供し、欠乏している栄養を補っています。このプログラムは、対象製品の売上の一部が寄付金として活動を支えており、お客様は製品を購入することで間接的にプログラムを支援できるようになっています。
2014年の開始以来、多くの支援を受け、2022年末までに約1500万食を配布しました。
※画像はイメージです。
サステナブルな企業代表へ
ユーグレナ社は持続可能性を最優先に考え、人と地球を健康にすることを目指しています。
ユーグレナという特殊な藻類を活用し、ヘルスケア事業とバイオ燃料事業を展開しています。また、サステナビリティにも注力しています。
これからのユーグレナ社の事業成長そのものが、社会問題の縮小へと密接に連動しているのではないでしょうか。この企業の研究開発はきっと持続可能な社会の実現へと導いてくれるでしょう。
ぜひ“サステナブルな企業” ユーグレナを応援してみてはいかがでしょうか。