レンタルビデオ店からリユース市場へ
今回は、循環型社会に欠かせない「ゲオホールディングス」をご紹介します!
ゲオグループの創業は小さなレンタルビデオ店ですが、M&Aなどにより積極的に店舗網を拡大した結果、全国に2,000を超える店舗を展開。
現在では、事業領域拡大のため、時代の変化に柔軟に対応しリユース市場にも本格参入しており、「リユース」「オフプライス」「モバイル」「メディア」などといった複数の事業を国内だけでなく海外へも店舗展開しています。
古着屋が売上を伸ばす
ゲオグループの中で最も攻勢を強めているのが、リユースショップの 『セカンドストリート 』。セカンドストリートは衣料 ・ 家電 ・ 雑貨等各種商材をただ並べているだけではなく、季節に応じ常に売り場を変化させています。
『捨てるにはもったいない』『誰かにまだ使ってもらいたい』というユーザーの思いを汲み取り、地域の循環型社会の実現に貢献しているのです。
近年ではフリマアプリやネットオークションなどの普及や、環境問題への意識の高まりによって”循環型社会の構築”が進んでいることから、今後、リユース市場が益々拡大されることが期待されています。
また、物価高による生活コストの上昇を抑える手段として、リユース品の需要も高まっています。さらに、新品のスマホやゲーム機器本体の値段も高額になっていることから、中古スマホ・タブレット端末の需要の増大により売上増加が見込まれます。
アパレル業界の社会問題を解決
ゲオグループのオフプライス事業では、リユース事業で培った運営ノウハウを生かして『ラックラック』を展開。
オフプライスストアは環境負荷をかけず、世界的な社会問題となっているアパレル業界の余剰在庫の廃棄を解決する一手として期待されています。
メーカーが自社ブランドを販売する ”アウトレット” とは異なり、 ”オフプライスストア” は、幅広いブランドの余剰在庫を仕入れ、1つの店舗に集約して低価格で販売することが特徴です。新品の商品が常に定価の30〜80%引きで買うことができるという、家計にも地球にも優しいサービスを提供。
今後は、全国でのチェーン展開を目指し、日本国内においてオフプライスストアの先駆けとして認知拡大が期待されます。
循環型社会の実現
ゲオグループは従来のレンタルショップから進化し、人々が本当に必要なショップを作り上げています。良いものを安く買いたいという、誰もが望んでいる願いを叶えてくれる会社なのです。また、その仕組みが地球環境にも良い影響をもたらすことは言うまでもありません。
ゲオグループがこれからの循環型社会を担っていく存在になることに注目していきたいですね。