今月4月に、当社にとって初めての新卒3名が入社した。
まだ研修中の彼らは、傍から見るとちょっと固くて緊張しているように見えるが、多分、これからスポンジが水を吸収するように色々な事を吸収し、成長してのだろうと思うと、眩しくて輝いて見える。
このメルマガを読んでいる皆さんの中にも、新しい生活に踏み出したばかりの若い方も居られると思う。
そんな皆さんに、ぜひお伝えしたいことは、ひとつ。
「自信を失わないでいてほしい」
若い時の特権は、なんでも自分なら出来ちゃうように思えること。
そんな風に思えることは、とても貴重な能力です。
社会に出ると、周りには経験を積んだ、いわゆる「大人」がウジャウジャ居る。
そういう大人は、いろいろな技を使って、世の中こうあるべし、こう振る舞えばいいんだ、的な姑息な世渡り術を正論のように振りかざしてあなた達に近付いて来ます。若い皆さんにとっては初めて聞く話で、なるほどそういうものか、と感心してしまうような話のように聞こえるでしょう。
実は「大人」って、いやいや私なんて…とか口では言いながらも、実はいつも、自分は正しい、と思っている人なのです。表の顔と心で思っていることが違っているのは当たり前、です。
また、社会に出ると巧みにウソをつく人とか、誠実でない事を仕掛ける人もたくさんいます。一番質が悪いのは、自分は誠実だと信じて誠実でないことをやる人。残念ながら…。そして、若い皆さんがそういう場面に遭遇し、自分の無力さにイヤになることもあるかもしれない。
ただ、そんな時にも、どうか、
「自信を失わないでほしい」です。
自分が、そんな大人の慣習に染まらないよう、どうか希望と勇気を持ち続けて、どうかどうか諦めないでほしい。
そんな諦めない大人が増えることで、世の中は変わると思うから。
若い人ばかりでなく、もう既に大人になった人でも、
「今の社会を超越して乗り越えていく気持ち」
を持つ人が増えれば、社会は簡単に変わっていくように思います。
まずは自分の周りで、そんな仲間を集めていくこと、から始めてみてはどうだろうか。
私は、今の若い皆さんに、大変期待しています!! よろしくね!!
2件のフィードバック
私は大学新卒で入社した会社に35年間勤めている平社員です。
自分は昇進に値しないとされていることが辛いです。
転職して出直すという手もあるし、少しその気もあります。
でも、ずっと同じ会社に勤めている私が、今と同等以上の待遇を掴み、維持できる保証がないので、踏み出す勇気がありません。
若者に向けた「自信を失わないでほしい」「諦めない大人」そういう寄り添った言葉が、きょうも同じ会社に向かう60歳の私をも、後押ししてくれている気がしています。
コメントありがとうございます。
優シーサーさんの後押しに少しでもお役に立てたならうれしい限りです。