ポイント業界は群雄割拠!
先週、NHKの「漫画家イエナがの複雑社会を超定義」で、
「ブーム到来!知らなきゃ損するポイ活最前線」
が放送された。
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024052500854/
これ、今の世の中の「最前線」を取り上げ、一般人にとっても分かりやすく解説してくれる15分番組。
録画しておいて、時間のある時にナガラ見するだけで、なんとなく聞いたことある話題についてわかったような気にさせてくれる優れオススメ番組だ。
で、ついにこの番組で、
「ポイント」が取り上げられたってわけ!
この業界に居る人間としては、特別新しい情報があったわけではないけれども、
これだけ「ポイントもらって貯めて使う」ことに一生懸命になるのは、世界でも日本だけ、だそうだ。
欧米では、値引きとかで「その場で先に得を取る」ことの方が消費者が喜ぶ。
日本では、独自の経済圏を強力なものにするために、企業にとって重要な経済戦略のひとつになっている武器。
それが、「ポイント」
単なるその場の値引きではなくて、一旦、「ポイント」という形で値引きの権利を消費者に渡しておく。
それによって、企業としては消費者の次の購買行動に、有効にポイントを紐づけて消費を促すことができる。
消費者は、「自分は得をした」「頑張って貯めておいてよかった」という満足感を感じられるし、経済的にもお得になる。
まさに、「WINWINの関係を作れる」ってわけ。
「ポイント」が経済を動かすエンジンにもなっている、という所以はここにある。
一方で・・・
「ポイ活」って、結構、頭と時間を使う地道な行動。かなり気合を入れて、継続的に、キャンペーンやイベントをちゃんとチェックしていないといけない。でもそれをやれば、ポイントを殖やすことは誰でもできる。
「ポイ活」って、日本では多くの人がそういう労力と時間を使える環境にあるということなのだから、これも日本が平和でちょっとだけ余裕のある国、の象徴なのかも。本当にギリギリな生活をしていたら、ポイ活どころではないはずだから。
「ポイ活」は、お年を召した方に特にオススメしたい。 時間に余裕がある方が比較的多いと思うし、いろいろ調べるためにスマホの操作にも慣れる必要がある。でも、継続して取り組めば、必ずお得な「ポイ活」ができる。そんな感じで、「脳力」を「能力」として使ってみるのも、ささやかな楽しみになるのではないでしょうか。
「昨日、ポイント1.5倍デーだったのに、忘れてしもうた!」
って悔しがるのも、また次の機会に楽しみを持ち越したと思えば、
それもまた楽し!