【コラム】心静かに、雑念を忘れ、静かなひと時を過ごす
先日、友人が点てるお茶会にお呼ばれした。
庭の桜が満開直前の時期で、それはそれは素敵な空間だった。
お茶の作法を全く知らないので、事前にその友人に簡単なガイドメモを送ってもらって、それを行きの電車の中で覚えて臨むつもりであったが、これが結構いろいろあって難しい。
知っている人には簡単なのだろうが、右を向いて挨拶して、頂く時に時計回りに回してから飲み、終わったら今度は反対に回して、今度は左の方に挨拶して…
電車の中だけでは到底、全部メモの段取り、覚えきれそうもない。
でも、茶会の亭主(主催者)さんが、
「いいんですよ。気軽にお茶を楽しんでいただければ」
と言ってくださって、ホッと一安心。
であれば、この機会にいろいろ分からないこととか教えて頂きたい、とお願いしてお茶会に臨んだ。
学んだ事。
お茶の世界では、なにかを一緒に同時にやる、ということがない。
ひとつの所作はそのひとつの所作だけ。
例えばお菓子が回ってきた時に、その器の上に載っている取り箸を持ちながら同時に器の蓋を開ける、という動作はしない。
まず器の上の箸を自分の前の懐紙の上に置いてから、次に器の蓋を開けて蓋を横に置いて、それから箸を手にとってお菓子をいただく。
現代のタイパが優先される風潮の中、一つ一つの所作をきっちりと整えるお茶の時間。
なんか心が落ち着いて、一つ一つを大事することもステキだな、と感じました。
そんな優雅な時間を過ごしたにもかかわらず・・・
帰りの駅の階段で、スマホのイヤホンを付けようとしながら階段を上っていたところ、うっかりつまずいて派手に転んだ。回りの人もドン引きするくらい、派手にバッグの中身もぶちまけたりして。
相当はずかしい事件。
だから、一度にふたつのことをやってはダメだって言ったのに。
なかなか、人間はそう簡単には変われないものだ。
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