​​​​​​​良いインフレへの転換で、私たちが考えるべきこと（2023年6月9日配信）

日本株がこのところ絶好調！
日経平均は、バブル期以来の3万円越え。

要因は、海外投資家の買い、が入っているからだ。

海外投資家が日本株に注目し出した理由は、
　①日本経済が、やっとデフレから脱却し始めた
　②企業が、原価や人件費の値上がりをちゃんと価格に転嫁し始めた
という、経済があるべき姿になってちゃんと回るようになったことが評価されている。

普通の生活者のひとりとしては、モノの値段が上がっていることを驚くほど実感するが、これこそがいわゆる「インフレ」の実感であり、政府が言うところの、
　2%の物価上昇が、経済活動の安定基盤となる
という話だ。

もちろん私たちの生活の中では、物価上昇に合わせて賃金が上がるなど収入も増えることも大前提。

経済がインフレに切り替わったタイミングで、私たちは頭を切り替えなくてはいけない。
　金融資産の持ち方
預金金利はインフレには追い付かないので、お金を預けておくだけではそのお金の「価値」がどんどん減っていってしまう。

例えば、今まで100円で買えていた卵が、200円に値上がりしたとすれば、同じ卵を買うにも「倍のお金が必要」になるということ。それを逆に考えれば、「お金の価値が半分になる」ということだ。

一方で、株式市場は経済成長に伴って、1株100円だったものが、200円とか300円になるので、投資をしていれば、経済活動が活性化に連動して、投資している株などの価値も上がることが期待できる。だから、「お金の価値も減らさず、殖やす」ことさえできる。

まあ、ここまでがいわゆる一般論教科書的解説で、何に、いつ、投資するかなど、悩ましい問題は残るけれども、でもこの論理は、間違ってはいない。

これからは、
　「貯金しているだけ」では、「負けが確定する」
と考えておいても良いと思う。

さて、来週から、SPWallet経由で新しいお楽しみ機能がリリースされる。
　「楽市楽座的中くじ」
毎週変わる銘柄について、上がる、下がるを予想して、当たればポイントリターンを狙えるという企画。

いろいろな銘柄に親しむ、という意味で、10ポイントから出来るお楽しみ企画だ。気軽に銘柄にも親しむ、という意味で皆さんのご参加お待ちしています！！

また近々、お楽しみ企画第2弾もリリースしますのでお楽しみに！
日本経済が本当に立ち直ってきているのか。
コロナの時に政府がばらまいたお金は、一体どこに行ってどうなっているのか。

まだまだ安心材料ばかりではないけれども…
でも、こんな瞬間に立ち会えることに感謝！

日本の将来にも、期待！