​​​​​​​ジメジメ・シトシト・ムシムシ（2023年6月16日配信）

梅雨空がうっとおしい。
湿度は高いし、気温も高い。
体調を崩しがちな方も居られるのでは。

そんな時期、気になるのは
　「汗」
汗は、血液中の水分が汗腺から分泌されるもので、汗が皮膚から蒸発することで体温を下げる効果がある。

この汗を出す際に汗腺は、水分の中の塩分は再吸収して血液中に戻す仕事をしている。

但し、大人になるとこの汗腺の役割が衰えて、汗に塩分がそのまま残ったまま分泌される。

これが、ベタベタ感が残ったり、臭いのモトになったりするイヤ～～な原因。
子供の汗はほとんど塩分を含まないので、匂いもしない。

一方で、加齢に伴い汗の塩分濃度は次第に高まる。
確かに、嫌な臭いのする赤ちゃんとかいないし、赤ちゃんを抱くと、クンクンしたくなるのは私だけ？

こういう臭い厄介モノには「蓋」をすればいいのだが、体温調節という重要な役割もあるので、汗が出なくなるのもマズイ。

また脇の下の汗は、異性をひきつけるフェロモン効果もあるというから、これはとても大切。

食べ物は、腐る直前の熟成の極限状態が最もおいしい。
人間も、極限の熟成状態をキープできれば、チョイ悪おやじにもなれるのだ。

ちなみに、一流の女優さんはどんな炎天下でも、顔に汗をかかない。

気持ちの強さで、自分の汗をコントロールできるようになるらしい。
舞妓さんは、帯で脇下をぐっと強く締めているので、顔に汗をかかないで化粧も崩れないそうだ。

心の在り方と、長年の知恵で、この時期を良い感じに乗り切れるかも。

このうっとおしい時期が過ぎれば、すぐに
　HOT　SUMMER！
太陽を楽しむ季節がすぐそこに来ている。