興味を持って見始めると、新しい世界が広がる
今週、紅白歌合戦の出場歌手の発表があった。
TVで、初出場歌手の皆さんの映像が流れた時に、
センターに立つ「大泉洋」を見て、なぜかほっとした。
特別に大泉洋のファンだから、というわけではない。
司会者ではないけど、歌手で出れて良かったね、でもない。
「昭和顔」100%の大泉さんに、ほっとした。
最近の歌手の皆さんのお顔立ちは、シュッとしていて大変スマート。
逆に言うと、私には、みなさん同じお顔立ちに見えてしまうのです。
10人以上のグループで踊って歌っているお嬢様たちを見ると、もはや「これ、どこの坂道グループだっけ?」だ。
人の顔を判別できるかどうかは、「その種類の顔に慣れているかどうかだ」、と聞いた事がある。
だから、日本人であれば日本人の顔の判別はたやすいが、欧米人の顔の判別は意外とやっかいだっりする。
これが、猿の顔の判別だとほとんど不可能なわけだが、猿にとってはたやすくお互いの顔の判別はできるそうだ。
そうか、
慣れ、か・・・
誰が誰だか分からない限りは、その中の「誰か」に思い入れを持つということも不可能。
でも、ひとりでもいいので、「この子いいね」という子が見つかって、その子の事を気にするようになると、見える景色はガラッと変わって来る。そして、そこから派生して、その隣の子のことも気になるようになる。
これが、
「推し」
というわけ。
銘柄選びでも、銘柄の数はたくさんあって、どれがいいのか分からないかもしれないが、
少しでも気になる「この子いいかも」を見つけて、もう少しこの子を知ってみたいと思えば、
この子の事はもちろん、その周りの子のこともきっと気になって来る。
そうなれば、ひとりひとりの顔だちの違いやクセもわかるようになる。
銘柄選びも、
「推し」
なのだ。
昭和と言えば、「クリームソーダ」。
緑のソーダの上に、ポコンと超ハードなバニラアイスが乗っているやつ。
やっちゃいけない!と思いつつ、ハードアイスをソーダの中に無理やり突っ込んで、
シュワシュワが爆発してグラスから溢れてしまう。
あららら・・・
とか驚いたふりをしながらも、実はそうなるって分かってやってたりする、この背徳感。
そう、
悪い男だと分かっているのに、なぜか惹かれる乙女の心境と同じだ。
これ以上続けると話がどこに行くか分からないので、本日はここまで。