【推しカブ】人気10銘柄!年度初め注目ポイント(2024年4月1日)

このところ、日本の株式マーケットは活況!

そんな中で、推しカブにも採用されている人気の10銘柄について

 2024年度初めの注目ポイントを推し度とともにみていきましょう。

推し度 ★★★★

「今は業績に追い風が吹いている」

注目ポイント:「円安」「ハイブリッド車好調」

3/28にゴールドマン・サックスが目標株価を3,600円 → 4,400円に引き上げたところです。

ハイブリッド車が米国でよく売れていて業績絶好調な上に、円安が大きな追い風になっている状況です。

一方で、電気自動車への対応が遅れることがあるとちょっと心配になりそうです。

推し度 ★★★ 

「日本の金利が上がると株価にはプラス!」

注目ポイント:「金利動向」「PBR1倍割れ解消」

3/25にJPモルガンが目標株価を1,700円 → 1,800円に引き上げています。銀行株は「金利が上がると上がる。下がると下がる」という金利シクリカル(循環)株ですので、金利動向に要注目です。日本もやっと金利のある社会に変わりつつありますので、これは三菱UFJファイナンシャルグループの株価にとってもプラスの要因。

 

加えて、東証が示した「PBR1.0倍以上」という指針も、同社経営陣にとっては大きな意味を持っています。「PBR1.0倍割れ」の状態は、「恥の文化」が強い日本では経営陣としては居心地がかなり悪いはずなので。

-現在PBR 0.98倍です。

 

※PBR1倍割れ状態とは、「株価が安すぎて、時価総額が企業の純資産よりも低い」状態。もう少しかみ砕いて言うと、「上場を維持するよりも、すぐに会社を解散して資産を株主で分けたほうがいい」ことを意味しているので、株価をもっと上げる努力を経営陣はするべき、と東証は各企業へ求めています。

推し度 ★★  

「自身の会社の業績が、ダイレクトに株価に反映される」

注目ポイント:「プレステ5の販売」「イメージセンサーの伸び」

同社の株価は業績に忠実に動きます。現在、同社はプレステ5の不振と、スマートフォンやデジタルカメラに装備されるイメージセンサーの伸び悩みによって、ソニーの業績はあまり芳しくありません。そのため、株価も停滞気味。プレステの挽回策が発表されるか、イメージセンサーが今後回復という朗報があれば、ソニーの株価にもプラスが期待できるのですが。

推し度 ★★★

「バフェット銘柄で人気急上昇。経営効率も抜群!」

注目ポイント:「円安」「資源ビジネス」

ウォーレン・バフェット氏が投資を発表して以来、大注目の銘柄になりました。同社の経営陣も、世界一有名な投資家を失望させることはできないので、「資産効率・投資効率」を重視した経営に舵を切っています。というわけで、とても期待できる企業だと思います。敢えて、三菱商事にネガティブなリスクは、「円高」「国内金利急上昇」「資源価格の下落」。それぞれ、以下のような理由からですが、もしこうなると株価にもマイナスになるので要注意です。

 

<ネガティブリスク>

円高→ 売上げの多くが米ドル建て。なので、円高になると(円ベースで)売上げ・利益が減少する。

 

国内金利上昇→ ①円高を誘発する。

     ②商社は借り入れが多いので、金利負担が増す。

     ③金利が上がると商流全般が鈍化するので、商社にはネガティブ。

 

資源価格の下落→ 三菱商事の営業利益の50%ちょっとが資源ビジネスから来ています。なので、資源価格が下がると、結構大きなダメージです。

推し度 ★★ 

「業績は絶好調。でも株価は当分様子見か…」

注目ポイント:「大株主の株売りリスク」「さすがに割高すぎ?」

コロナの終焉とインバウンドの復活により、同社の業績は絶好調です。業績については心配することはなさそう。しかし、オリエンタルランド(OLC)の大株主である京成電鉄(OLC株を21%保有)に対して、英国の物言う株主が「OLC株を15%まで減らせ!」と迫っています。これが「たくさんのOLC株が市場に流入してきて、需給を緩める」という懸念になり、OLCの株価下げ圧力となっています。この件がすっきりするまでは、株価も一進一退が続きそうです。

推し度 ★★ 

「製品の値上げ転嫁が、売上に影響か…」

注目ポイント:「個人消費の上向き期待」「食料品の売れ行き」

この2年間、食料品が大きく値上りした結果、昨年の秋~冬くらいからスーパーでの食料品の売れ行きに陰りが見えているようです。それを受けて、日清食品の株価も冴えません。今後、賃上げが浸透して、個人消費が上向き、そして食品の売れ行きも好調となることが、同社の株式にもプラスとなります。

推し度 ★★★★ 

「投資している半導体・IT企業が好調で株価が上がれば!」

注目ポイント:「米国上場のアーム社」「生成AI・テクノロジー」

ソフトバンク・グループは、今や投資会社です。そして、そのポイントは2つ。ナスダックに上場しているアーム社。現在(3月末)アーム社の株価は$124.99で、時価総額$128.5(19.3兆円)。この約20兆円のアーム社のうちの、90%をソフトバンクが保有しています。そのため、アーム社の株価が上がれば、ソフトバンクGにとっても大きなプラス。もうひとつは、ソフトバンクGは生成AIが主導するテクノロジー革命の中心付近にいること。従って、今以上に、投資はさらに花開く可能性があること。そんな風に考えると、さらに「上」を目指せる銘柄だと思います。

推し度 ★★ 

「企業の設備投資が強まれば追い風なのですが」

注目ポイント:「日本企業と中国の企業の設備投資意欲」

国内と中国において、企業の設備投資が弱いため、キーエンスの業績も今ひとつパッとしない感じです。国内、中国のいずれかの設備投資のトレンドが反転するだけで、株価は大きく反応する可能性があります。企業の設備投資に注目です。

推し度 ★★★★  

「楽天モバイルが黒字化すれば勢いが付く」

注目ポイント:「楽天モバイル黒字化」

大きな懸念材料だった楽天モバイルに黒字化の目途が立ち、今年中に黒字化する可能性が見えてきました。楽天モバイルのリスクが小さくなったことで、「楽天モバイル以外」の部分の企業価値(3~4兆円)がクローズアップされます。

加えて、楽天モバイルの顧客ベースが広がることで「楽天モバイルを経由して楽天経済圏につながる」というさらに拡大した楽天経済圏が生まれる、という相乗効果が期待できそう。今後の株価にも期待が持てそうです。

推し度 ★★★   

「業績は絶好調。でもさすがに株価は上がりすぎではないか・・・」

注目ポイント:「短期の株価調整に注意」

世界で成長するグローバル・グロース・カンパニー、ファーストリテイリングです。米国・欧州・中国・アジアで順調に成長しており、かつ高い利益率を維持しています。引き続き堅調な業績が期待できると思います。

唯一の懸念は、現在のPERがとても高いこと。3/29時点で46.6倍となっています。さすがに株価は高すぎ、「危険水域」のように感じますので、安心はしないで継続して見て行くのが良いと思います。

皆さんの今後のポイント運用・銘柄選びに参考になりましたか?

ポイントだからいろいろチャレンジできる!ぜひ、推しカブでの運用で値動き体験をビビッと感じてみてはいかがでしょうか!

本投稿記事に掲載されている内容は、STOCK POINT株式会社のサービスについてのご案内等のほか、投資一般に関する情報の提供を目的として当社が作成したものです。
個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を推奨するものではありません。

5件のフィードバック

  1. 三菱UFJのところで気になったのですが経営陣にPBRってどの程度圧力になるのかな、と。
    インフラ考えても1割った程度では解散しても誰も幸せにならないような。敵対的買収の可能性など、経営陣に圧力かかる指標みたいなものないのかなと。

    1. あくまでも勝手な想像なので、これが正しいかどうかはわかりませんが。そもそも、PBRが1倍以下だから、敵対的に買収しようと本気で考える人はいないと思います。あくまでも数字上はそうなるという話で、実際に買収して清算して儲けようと思う人はいないと思います。
      経営陣に対するプレッシャーは、敵対的買収を懸念することではなくて、「こんな大企業で有名企業なのに、まだ株価ってこんなに低くて、PBRが1倍割れなの?経営陣、もっと株主のために頑張れよ」と世間から見られるプレッシャーなんだろうと思います。日本人は恥をかきたくない、特に、社会的に高い地位にいる人ほど、恥をかきたくないと思うので。 そこがモチベーションになって、「株価をもっと上げる努力」を指示するんだろうなあ、って。 あくまで推測です。

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