通期決算業績は、ほぼ横ばい。

当期利益は対前年比で、18.4%の「減益」。

この原因は、

 ①豪州の原料炭事業が、約1,500億円の減益

 ②昨年度計上だった不動産運用会社の売却益約800億円がなくなった

 

というのが原因

それでも、利益水準が、

 1兆円

という高い水準の高収益企業であることは間違いないので、あえて今後の課題と言えば、

 収益力のさらにもう一段の強化

でしょう。

株主還元策

株主還元策としては、

 ①今期は30円増配して、年間100円の配当計画

 ②自社株買いの枠を、6000億円と設定

を発表しています。

 

KDDIと共同経営するローソンの新しい戦略や、収益性の低い子会社の積極的な改革や切り離しで、今後、利益の拡大をどこまで伸ばせるか…

少なくとも、既に発表されている2024年度会社予想は、やや保守的に見えます…

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