私たちの生活は、豊かになっていくのだろうか!?(2024/5/14速報)

2024050101

2024年3月の実質賃金(速報値)が発表されました。

結果は、グラフの通り。

実際には、春闘による賃上げ

  大企業が5%UP

  中小企業でも4.7%UP

 

と、賃上げは進んでいるので、消費者物価が約3%程度上がったとしても、今年の9月頃には実質賃金はプラスに転じるはずなので、この3月の速報値だけをとりあげて気にしすぎることはありません。

2つの不安要素

ただ、あらためて不安な材料を上げておくと、以下の2点。

 

①日本の現状は、円安で輸入品が値上がりして、だから国内の物価も上がっている、という状態。つまり、賃金が上がっても、それ以上に円安によって物価が上がるかもしれない、というリスク。

 

②実は賃上げの多くは、20~30代の若年層が中心。一番いろいろお金が必要な40~50代については、それほど大きく賃金が上がっていないという事実。これが、個人消費が低調な原因のひとつでもあるという現状。

 

というわけで、まだデフレに戻りかねないリスクも、日本にはまだあるということ。

 

ここ、要注意!です。

日本にとっては正念場。

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