実質消費支出を、勤労世帯と年金世帯で比べて見た(2024/6/10)

6月7日に、2024年4月の家計調査結果が発表されました。

そのうちの、実質消費支出について

 「勤労世帯」 と 「年金世帯」

を比べてみました。

 

勤労世帯の4月の消費支出がプラスになった事は、今後の推移を注意深く見守る必要はあるものの、これは良い兆候です。

一方で、年金世帯(日本の全世帯の40%になります)は引き続きマイナス。この世帯の消費支出がプラスになるのには、まだ少し時間がかかるかもしれません。

 

そう考えると、個人消費が伸び悩む中で、

 日銀の金融政策や長期金利の動きがどうなっていくのか。

 

教科書的に考えると、この状況で金利は上がりにくいでしょう。でも、それでも、

 金利を無理にも上げようとすると、今度は「デフレ」がまた復活する可能性もあり。

 

なかなか厳しいかじ取りが要求される日本の経済状況です。

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3件のフィードバック

  1. 会社勤めの方には、所得税・住民税
    減税が有りますが
    年金のみ生活者には無いですか

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