6月7日に、2024年4月の家計調査結果が発表されました。
そのうちの、実質消費支出について
「勤労世帯」 と 「年金世帯」
を比べてみました。
勤労世帯の4月の消費支出がプラスになった事は、今後の推移を注意深く見守る必要はあるものの、これは良い兆候です。
一方で、年金世帯(日本の全世帯の40%になります)は引き続きマイナス。この世帯の消費支出がプラスになるのには、まだ少し時間がかかるかもしれません。
そう考えると、個人消費が伸び悩む中で、
日銀の金融政策や長期金利の動きがどうなっていくのか。
教科書的に考えると、この状況で金利は上がりにくいでしょう。でも、それでも、
金利を無理にも上げようとすると、今度は「デフレ」がまた復活する可能性もあり。
なかなか厳しいかじ取りが要求される日本の経済状況です。
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3件のフィードバック
会社勤めの方には、所得税・住民税
減税が有りますが
年金のみ生活者には無いですか
一定の水準に達している人は、どちらもあります。
アルバイトには、税金が給与からひかれるかな