現時点では、やや割安な水準の株価です。
PERが12.4倍が直近の状態。15倍以下なので、トヨタ自動車の「実力」から考えると、やや割安と言っていいでしょう。
株価はチャートの通り、4月以降パッとしない動きです。その理由は大きく二つ。
① 今期の業績予想は、前期を下回る予定です。
営業利益(対前年比) ▲19.7%
当期利益(同) ▲27.8%
② 直近の検査不正による減産の影響
一方で、為替次第では大きく業績が上方修正される可能性もあります。
トヨタ自動車の業績は、為替(特にドル円)に大きく影響されます。現在トヨタ自動車が想定している為替水準は、1ドル145円ですが、この為替が1円だけ円安になるだけで、
500億円の営業増益になる
という構造です。
現在、ドル円は160円になるほどの円安になっていますので、この為替水準が続く場合は、今期の業績予想を上方修正する可能性が高くなり、そうなると株価にもプラスの効果が期待できます。
さらに、プラス要素としては、
ハイブリッド車は当面、堅調に推移するのではないか、
という点。もちろん、EVの波は押し寄せてきますが、それまでにしっかりとハイブリッド車で稼げるはず。
というわけで、まだまだ期待が持てそうなトヨタ自動車です!
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1件のフィードバック
推しトヨタ自動車株は手も足も出ない状態でみててポイントが減るのをみてるだけはあり得ないですね。マイナンバーは作って無いので永久的口座開設には至りません!