先日、中国の2Q(4-6月)の実質GDPが発表されました。
結果は、予想よりも弱いGDP でした。
2Qの実質GDPの成長率は+4.7%で、事前の予想(+5.1%)よりも弱い
→ アナリストが考えているよりも中国の経済は弱い
ということで、中国(およびアジア)での売上げが大きい日本企業には注意が必要。
その中でも特に不振なのは「小売売上高」
つまり、
家計消費が非常に弱い
ということ。
確か、先日発表されたファーストリテイリングの決算も、欧米は絶好調なのに中国だけ問題あり、でしたね。これと関係あるのでしょう。
その原因は、
①雇用主が給料を削減していること
②若者の失業率が高いこと
国は家計消費を喚起するための政策を打っているようですが、その効果はまだ見えていません。
もしかしたら、これが、中国の物価に「デフレ化」の兆候!?なのかもしれません。
今後の中国経済には要注意です。
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