キーエンス(6861)の2025年3月期1Qの決算が発表されました。
結果は、
「そこそこの内容」 でした。
チャートに示す通り、前年度と比べた伸び率は、「売上」「利益」ともに、プラス。
特に、売上げと当期利益(および、経常利益)において、アナリスト・コンセンサスを上回ったことが好材料です。
ちなみに、アナリストコンセンサスと今回の1Q決算発表を比べると、
売上 +1.4%
当期利益 +5.3%
加えて、売上げと利益の成長が、前年に比べてかなり回復した点も、大きなポジティブ要因
前年度の通期決算と今回の決算発表を比べても、かなり回復基調にあることが分かります。
敢えて気になることを上げると、営業利益率が「それほど」増えていないこと。
その理由については、記載がありませんでしたのでわかりません。
あくまで推測ですが、数年前よりアジアにおける営業体制と製品開発体制を強化しているとのことなので、そうした先行投資による利益率低下なのかな・・・という印象。もしそうであれば、特に問題ではないかと。
とは言え・・・
現在、米国のハイテク株の下落や急激な円高によってキーエンスの株価も急落しています。それらが一段落すると、再び高値を目指すのではないか、と思います。特に、再び円安基調に戻ると、株価も反転する可能性が高いのではないか、と期待もできるかも…
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