工作機械受注とは、
機械メーカーが工作機械をどれだけ受注したか
を集計したものです。
工作機械は「機械を作る機械」「マザーマシン(母なる機械)」ともいわれていて、スマートフォンや家電製品などに必要な精密部品から、自動車や航空機などの大きい部品まで、様々な部品を効率的に作るための機械です。
この工作機械受注。
- 受注額は3ヶ月連続で対前年比プラス
→ 受注の回復傾向が鮮明に!
- 牽引しているのは「外需」
→ 海外からの引き合いが回復しており、海外比率の多い機械メーカーは下期の業績回復期待あり。
- 反対に「内需」は引き続き弱い
→ 個人消費だけでなく、企業の設備投資も想像以上に弱い可能性あり
→ 要注意です。
機械メーカーの中で、海外比率が高く、バリュエーションが比較的「安い」銘柄を挙げてみました。
三菱電機(6503)
ブラザー工業(6448)
DMG森精機(6141)
オーエスジー(6136)
アイダエンジニアリング(6118)
地味なセクターですが、いずれも「グローバル・カンパニー」です。中長期的な視点で見ると、競合他社をM&Aして規模拡大していく企業が出てくると、セクターのバリュエーションが一気に上がる可能性がある点も魅力です。 株価が下がっている今だから、検討してみてはいかがでしょうか?
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個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を推奨するものではありません。