米国景気が相変わらず堅調で日本株にもプラス効果を期待(2024/10/10)

米国の雇用統計が発表されました。

 

結論から言うと、

 「予想を上回る良い数字!」

従って、

 「相変わらず、米国の景気は強さを維持している

ということが確認できます。

数字で見ると、

9月の非農業部門雇用者数は+254千人。

事前の予想が+148千人だったので、これと比べると「予想を上回って良い」というわけ。

この結果、

 11月のFOMCでは「多分、0.25%の利下げだろう」との観測が台頭(それまでは、0.50%の利下げ予想が主流だった) 

   → 利下げ予想が上方に修正されたことで、米国の金利が揃って上昇 

   → ドル高・円安の流れへ!

 

そして、

   → 「円安 → 日本株高」の展開なら、日経平均の組み入れ銘柄など、大型株が買われる展開になりそうです。

たとえば、ファストリ、ソフトバンクG、トヨタ、三菱商事など。

リスク要因

リスク要因は、敢えて言えば石破政権の“本格稼働”。

 

石破総理の考える経済政策が実行されると

 →石破総理の経済政策の多くは「デフレへ逆戻り」する打ち手。

   例えば、利上げ、緊縮財政、プライマリーバランスの重視など。

   なので、再び円高・日本株安になる可能性が大いにあり! です。

 

 →また、「地方創生交付金の倍増」といった地方へのバラマキ政策はさらに悪手。

   日本の経済構造を1990年代に引き戻す政策になります 

   地方へのバラマキは経済効果はないが財政は圧迫し、それが、さらに緊縮財政に拍車をかけるので、結果として経済にさらにブレーキをかけることに。

 

 

というわけで、日本も米国頼りからは脱却しなくてはいけないものの、まだ当分は米国頼みが続きそうです。

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