保守的な鉄道会社が下した決断に注目!(2024/11/13)

関西以外ではあまり知られていないですが、南海電気鉄道(9044がひょっとするとおもしろいかもしれません!

 

おもしろいかもしれない、と思う理由。それは…

10/30 中間決算の席で、

  本業である「鉄道事業」を分社化し、子会社とすることを発表。

 

一般的に、保守的と言われる鉄道会社が「本業を子会社化する」という決定をした、ということ。これはひょっとしたら、経営陣の中に「大きな改革意識」があるのかも? という期待値です。

仮に、そうならば、日立製作所のような業績の拡大や株価の上昇といった可能性があるかもしれません。

 過去の前例に捕らわれない意思決定が出来る会社、として期待できるかもしれません!

「不動産事業」に期待

そういう会社だということを頭に置きながら、業績を見てみると、

  「不動産事業」が大きく成長しています。

 関西は街の再開発が盛んですので、引き続き「不動産」には期待が持てそうです。

 同時に、不動産事業の営業利益は拡大しています。

  2013年3月期には同社全体の26.0%⇒ 2024年3月期には47.8%

 と主力事業となっています!

 

 関西では「ちょっと地味な存在」である南海電鉄が、その沿線を「オシャレな街」に再開発することができれば、同社の不動産事業にとって大きなプラスになるように思います。

 そして、「鉄道事業を子会社化して、親会社では不動産事業などを軸にする」という方針は、そうした可能性に期待を持たせる要因になって、投資家もポジティブに捉えていれば、バリュエーションの拡大は結構早い段階で実現するかもしれません。

本投稿記事に掲載されている内容は、STOCK POINT株式会社のサービスについてのご案内等のほか、投資一般に関する情報の提供を目的として当社が作成したものです。
個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を推奨するものではありません。

1件のフィードバック

  1. 南海電鉄というマイナーなところに注目してもらえてうれしいです!!
    地元でありながら知りませんでした(笑)
    南海沿線は自動車道を整備したり、色々しているものの結局関空周りも大して開けず、海と反対側は大阪との境目の山になってしまうので、何も開発されず。。。
    和歌山大学駅ができたので、少しはマシかと思いきや・・・という感じだし、イオンもしかり。
    和歌山はさびれる一方なので頑張ってほしいです!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

【スポンサーリンク】

関連・おすすめ記事

SHARE:

【スポンサーリンク】

Copyright© STOCK POINT Inc. All Rights Reserved.