国民経済計算(GDP統計)より当社作成
今週18日・19日は、日銀の金融政策決定会合です
先週、「利上げは見送りになりそうだ!」という報道がたくさん出たため、現時点では、
「利上げは1月に先延ばしになるのでは?」
との空気感が支配しています。
「金融政策の正常化」を目指している日銀(および、日本政府)としては、
12月か、遅くても来年1月には金利を0.25%引き上げたい
のだろうと思います。
しかし、個人消費が非常に弱いため、利上げ後の日本経済へのネガティブ・インパクトを日銀はとても警戒しており、なかなか利上げに踏み切れないといったところ。
ですので、現時点で利上げするか、利上げ見送りか・・・ 微妙な状況。
ただ、利上げするか否かの判断は、株価にも大きな影響が出るので、そこのところだけ事前に抑えておきましょう。
買いのチャンスになる場合は?
①12月の利上げがないとすると・・・
円安・日本株高が少し進むと思います。
但し、「1月利上げ」が待っているので、円安・日本株高の幅は限定的となるでしょう。
そして、1月に利上げがあれば、そこで株価は下落する可能性が高いですので、そこが
「買いのチャンス」 になりそうです。
②12月に利上げを決定したとすると・・・
そこで株価は下落すると思いますので、そこが「買いのチャンス」に。
③12月も、1月も利上げがない場合・・・
その時は、円安・日本株高はかなり進行すると思います。
いずれにしろ、日銀の金融政策、利上げするかしないか?に要注意!
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