新NISAが始まり、将来のために計画的に資産運用をする人は確実に増えています。
もしまだ、の方がいたら、ぜひ来年のNISA枠で税金免除の運用投資を!
せっかく使える優遇枠は、最大限使わないと「損」ですから!
今日は、そんな資産運用の中で、
「積立て」と「成長株投資」の二刀流のススメ
についてお話ししたいと思います。
NISA口座にも「積立て投資枠」と「成長投資枠」があります。
どちらかひとつではなく、一人の人がどちらも別々に利用できます。
もしかしたら、「積立しているのでそれでNISA枠はすべて全部使ってしまった」と思われている方も居るのでは・・・ 成長投資枠も別途、枠があるんですよ!
「コツコツ堅実に」の積立て投資。
まずはこの「積立て」の例でどれくらい増えそうかを見て見ましょう。
たとえば、「毎月5万円ずつ、投資信託で積立てる」といったシミュレーションです。
文字通り、毎月、コツコツと(安心を)積立てていく部分です。
積み立てシミュレーション当社作成
「積立て」部分は、1円単位で投資できる投資信託が便利ですよね。
その中でも、手数料が低く、海外の株式市場に投資できる「オルカン※」や「S&P500」などに人気が集中しているようです。※eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
投資信託の利回りは、良い年もあればマイナスになってしまう悪い年もあるので、ここではざっくり平均的な利回りの8%でシミュレーションしています。
「10年間」積立てた場合
すると、「10年間」積立てた場合、
元本は600万円。
それが、年率8%だと10年後には、
914万円になります。
これって、なかなかの運用成果ですよね。
コツコツ積立てておくだけで、10年間で300万円も儲かっている計算です。
一方、この積立投資に加えて「成長枠」として個別株を組み入れることで、運用成果はさらに向上する可能性があります。
例えば、以下は「ファーストリテイリング(9983)を100株」組み入れた場合です。
最初に100株だけ買っておいて、その後はそのままずっと持っていた場合。
積み立て+成長枠シミュレーション当社作成
10年前の同社の株価は14,673円(株式分割による調整後)でしたので、
投資額(つまり元本)は146万7,332円。
それが、10年間には、
532万5,000円
と、なんと!これだけで、元の投資額の3.6倍になっています。
積立て部分と個別株(=成長投資部分)を合計すると1,447万2,302円。
投資元本が746万7,332円(600万円+146万7,332円)
でしたので、
利益は700万4,970円
となります。
つまり、「積立て」+「成長株投資」で、元本に対して、ほぼ2倍になった感じです。
積立て+成長株投資
毎月、コツコツと計画的に積立てる「積立枠」と、業績を伸ばしている企業を選別しそこに投資する「成長投資枠」をうまく活用することで、資産運用の結果はかなり大きく変わります。
しかも、短期での売買を前提としない「成長株」への投資ですので、当たり前に成長している企業(今回の場合は、たとえばユニクロでしたが)を選べばよいだけ。難しいことは一切ありません。
当たり前に良い会社、成長している会社を選んで個別銘柄として投資をする。
それだけで、個別銘柄投資での「大けが」はほとんどが防ぐことができます!
こういう視点からの、「私流投資」に参考になるような情報を中心に、来年もお届けしていきたいと思っています。
来年も皆さんにとって良い年になりますように!
最後まで読んで頂いてありがとうございました!!
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