
本田技研工業(7267)
成長性 ★★★☆☆
割安さ ★★★★☆
期待値 ★★★☆☆
総合 ★★★☆☆
1.サマリー
ホンダの「自動車」事業は、販売台数が減少し、「劣勢」という印象。
加えて、「自動運転技術」が一般化すると、かなり厳しい立ち位置になる可能性がありそうです。
これが今、株価がもうちょっと・・・な理由!
一方、ホンダの「二輪車」事業は、営業利益全体の約50%を生み出す「キャッシュ・カウ(現金を生み出す源泉)」。しかも、営業利益率が18%もあり、かつ依然として成長しているビジネス。
ホンダジェットは(現状、赤字だが)確実に前進しているビジネス。もしも、(ビジネスジェットから)より大型の航空機へと前進できれば、四輪車の縮小を補うビジネスになる可能性もある!
ホンダは「自動車”だけ”の会社」ではないので、バリュエーション含め過小評価されているかもしれない
現在(2/21)のPERは6.9倍、PBRは0.49倍。
2.ホンダの現在地
ホンダは、一般的には「自動車メーカー」と見られていますが、実際は、
- バイク(二輪車)
- 自動車(四輪車)
- エンジン技術を使った製品(パワープロダクツ=農機具やモーターボートのエンジンなど)
の3つの事業から構成される会社です
加えて、ジェット機ビジネスもやっています。
「自動車」事業はちょっと厳しい現実に直面しています。
ホンダの前期の売上げは20.4兆円、営業利益は1.4兆円、当期利益は1.1兆円でした。
上記した3つの事業の(売上げと営業利益の)構成比は以下のようになっていて、二輪車が、営業利益全体の49%を占めています。

23度業績より当社作成
そして販売台数についても、バイクと自動車の推移は以下の通り。
バイクは台数が右肩上がりですが、自動車の方は厳しい現実ですが年々減少が続いています。

生産・販売・輸出データより当社作成
3.ホンダの二輪車事業
前述の通り、ホンダの二輪車事業は営業利益の約50%を稼ぎ出す「キャッシュ・カウ」です。
しかも、市場シェアは世界No.1であり、販売台数は年々増加しています。
4.ホンダのジェット機事業
最後に、ジェット機事業です。
ホンダは「小型ビジネスジェット」を設計から製造まで一気通貫で行っています。
ホンダが造っているビジネスジェットは、所謂「プライベート・ジェット」として利用されるジェット機です。その中で、ホンダは「小型」のジェット機を製造しており、搭乗人数が(乗員を含め)8名の大きさのジェット機です。
プライベート・ジェットの市場は主にアメリカ(市場シェア 約70%)。
ホンダが製造するジェット機の価格は700万ドル~1,000万ドル(10.5億円~15億円)になるようです。
今のところは、ジェット機事業は年間「約300億円」の赤字となっています。
一般的に、ビジネスジェットの2024年の市場規模は459億ドル(6.9兆円)と言われているようですので、現在のホンダジェットの市場シェアは0.4~0.5%。黒字化には、それを2.2~2.4%くらいまで拡大する必要がある、といった目線になります。
でも、ホンダジェットは、小型ビジネスジェットの中では一番よく売れているとのことなので、可能性は高そう!
ホンダが、今後、二輪や四輪以外の分野でも成長ビジネスを育てていけるのかどうか。
そのカギは、もしかしたら「ホンダ・イズム」かもしれません。
ホンダジェットに関する、ホンダHPで見つけた記事URLをご紹介しておきますね。
https://global.honda/jp/stories/146-2410-HondaJet-HACI-interview.html
バイクからスタートして、自動車へと進出し、そしてジェット機にチャレンジしてきたホンダの「夢を追いかけるDNA」みたいなものが感じられるとても良い記事でした。ビジネスは(数字も大切ですが)多くの人達に感動を与えたり、夢のある未来を創ったりする「わくわく感がある」こともとても重要なのではないかと思っています!
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5件のフィードバック
ホンダのバイクに乗ってます。
スーパーカブのような、創業者の魂を受け継ぐ無骨で丈夫な「生活車」作りに今後も期待しています。
今度、N-BOX買います。
N-BOX欲しい。
ホンダはカッコいい会社だ!
今は買い時だ!長期保有だ〜
電気自動車を持ち上げてるメディア・自動車評論家は、軽薄そのもの自動車から出るCO2はごく僅かで問題ない、EVの方が環境に悪い。
エンジンを捨てるホンダの社長・三部を早く辞めさせろ
そろそろ売り時かな、後1回 配当権利取って売る