宇宙ビジネスが描く人類の将来ってどんな形?
「無重力空間にいると、精神的にすごく落ち着くんですよね。」
宇宙飛行士の野口さんが言っていた。
「しかも、船外活動をしている時には、ふと後ろを振り向くとそこは暗黒・漆黒のなにもない世界が延々と広がっている。本当になにもない世界がすぐそこに、と思うと、なんだか引き込まれるような不思議な感覚になるんです。」
宇宙飛行士が、宇宙から地球に戻ってくると、以前とは大きく世界観が変わり、宗教家になるような人も多いと聞く。野口氏の話にも関係あるのかもしれない。
無重力状態で精神が安定するのは、そこは上も下もない世界だからではないか、と野口氏は話す。逆に地球上の重力がある世界だと、上下が明確に区分けされているので、だから、人間同志も上下の序列を付けて区分したくなるのではないか、と。
人間の欲望は無限だ。
地球を飛び出し、宇宙へ、たとえば火星へ移住する話も現実味を帯びてきている。
関連して、宇宙開発ビジネスに携わる会社も増えている。確かに、まだ開拓されていないマーケットで、今後どれだけ広がるかも未知数だが、その規模は成功すれば計り知れないから誰もが絡んでいたいと思うのも分かる。
究極の、ハイリスクハイリタ―ンの世界。
さてみなさんは、火星へ移住できる人間に当選したら、火星へ行ってみたいと思いますか?
ちなみに、火星まで片道は6ヵ月強くらいで行けるそうです。思ったよりも近い…かな。
私は…
今は、この地球をもっと住みやすい星にして地球で暮らすのがいいな。
そのためにも、地球を大切にしないといけないと思うのです。
そろそろ衣替えをしないといけない季節に。こんなにたくさんの着たことのない服が押し入れから出て来る、出て来る。そろそろ自分に本当に必要なものだけを選んで生きて行こう、と今年は特に思いました。