中庸が肝心なのか問題について考える
食べられるものであれば、味に注文をつけない方なのだが、
「おにぎり」については、なかなか満点のものと出会えない。
その原因は、
中に入っている「具」について
でもなく
「お米」の味が冷めてもおいしいかどうか
でもなくて
唯一のこだわりは、「塩味」だ。
おにぎりには、きりッときつめの塩味が欲しい。
塩加減が少ないと、中途半端な味で美味しいと感じられない。
ここの1点だけは、絶対に譲れない超重要なポイント。
あくまでも、個人の好みの問題、ですが。
多分私自身が性格的に、中途半端が好きではないからなのかもしれない。
ビルのトイレに、手を差し入れるとビューと強風が吹いて水をはじいてくれる機械がある。
ハンドドライヤーと言うらしい。
この風が、なんだか中途半端で、手が乾いているのかどうかもよくわからないようなものは、本当にイライラする。
なんでこんなヤワヤワな風を出すかなあ、と感じる。
ビューっと、手を持っていかれそうな強風で一気に水を吹き飛ばしてほしい。
中庸が肝心と世間では言うが、そんな生ぬるいことでどうする!
ビジネスの世界でも、中庸を良しとした瞬間から、企業は衰退していくと思う。
どれだけ尖がって、人と違うことを、本気でビューっとやれるかがビジネスの世界では大切!
幸い、当社が入っているビルのハンドドライヤーは、結構強風なので満足。
手を乾かしてから、鏡を見て、「よし、これからまた仕事だ」と思って向きを変えた瞬間、洗面台に落ちたハンカチを拾おうとしたら、センサーが反応して、蛇口から水がジャーっと勢いよく出る。
おかげで、袖口がびしょびしょに。
これで、一気に仕事へのモチベーション、だだ下がり。
中庸が肝心、というのも、間違いではないのかもしれない。