
投資の基本① - 運用利回りと運用年数のびっくりするインパクト!
今日は、ちょっと「あたり前過ぎる話」だけれども、夢のある話をひとつ。
どれくらいの利回りで、何年運用すると、どれくらいの金額になるのか? というシンプルな話
でも、その「差」にビックリ!
だからこそ、あなたの一部の金融資産を、「夢を追いかけてみる」ことに投資してみてはいかが?
1.100万円を運用すると、いくらになる?
実は、「利回り」と「運用年数」は思いの外、大きなインパクトを持っています。
利回りが大きいと、それだけ増える金額も大きくなるのは分かりやすいのですが、長く運用することも実は増える金額にとても大きな影響があります。
年率8%、12%、20%、26%で、10年、30年運用すると、最初の投資金額は一体いくらになるのか?
ちなみに、それぞれの利回り(年率)の意図は以下になります。
- 8% → オルカン※やS&P500など、世界の株式に分散投資する投資信託の期待利回り
※オールカントリー・全世界株式投資信託 今、非常に人気のある投資信託
- 12% → 株式型の投資信託の中で、”かなり好成績”の年間利回り
- 20% → プライベート・エクイティー・ファンドやヘッジ・ファンドなど、オルタナティブ・ファンドと呼ばれる特殊な資産クラスの期待利回り
- 26% → 3年で2倍、10年で10倍になる利回りの銘柄あるいは商品

例えば、最初に100万円を投資して「10年間」運用した場合
年率8% → 216万円
年率12% → 311万円
年率20% → 619万円
年率26% → 1,009万円
つまり、8%と26%では、10年で5倍の「差」になります。
これが「30年間」運用した場合
年率8% → 1,006万円
年率12% → 2,996万円
年率20% → 2億3,738万円
年率26% → 10億2,593万円
運用年数が長くなるほど、運用利回りの差がこんなに大きくなるのです!
「予想以上に大きい!」
と感じた方は多いのではないでしょうか。
また同時に、
「そんな事言っても、年率26%なんて運用商品、どこにあるの?」
とも思ったのではないでしょうか。
そこで、「年率26%の運用利回り」について、もう少し踏み込んでみます。
2.年率26%で運用すると、3年で2倍になる!
年率26%で運用すると、元本が「3年で2倍」になります。これを繰り返すと、「10年で10倍」になります。
そして、それを3回(30年)繰り返すと、元本(100万円)が10億2,593万円になります!
現実はそんなにうまく行かないでしょうし、まして高利回り運用を煽るつもりも毛頭ありません。
ここでお伝えしたいのは、ご自身の金融資産のうちの「ほんの一部」でも、こうした「夢の可能性」を追いかけてみるのも良いのではないでしょうか、というご提案です。
資産運用の基本は「安心」だと思います - 将来の安心、万一の時の安心、お金に関する安心など。
そうした「安心」をしっかり設計した上で、運用資産の一部で「年率26%を目指した運用」にチャレンジしてみるのもいいのではないか、と。
「年率26%」は、低いハードルではありませんが、実際にはそれほど不可能な数字ではないと思っています。
特に「2~3年の時間軸」で、「業績が伸びる企業」を基本に、「割安なレベルで投資する」という、地味ですが堅実なステップを踏んでいけば、可能性は高まると考えます。
「2~3年の時間軸」での投資なので、毎日、株式市場をチェックする必要はありません。ですから、仕事に支障は来しません。
株式投資というと、「相場を追っかける」というイメージがありますが、そうでない投資のやり方もあります。
「高い技術や強いブランドを持ついい会社を発掘し、業績が伸びていくのを見守る」というイメージで、年率26%を目標にすることは荒唐無稽な話ではありません。
あくまでも、ご自身の資産の一部を、という意味ですが。
いかがでしょうか? ちょっと夢を追いたくなってきませんか?
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